更新日:2017/11/23
生命保険はどこがいい?農協の商品はメリットが盛りだくさん!
生命保険は今や窓口やインターネットで気軽に調べることができます。今回はJAバンクでお馴染みである農協、そしてその生命共済についてご紹介させていただきます。生命保険と共済、どう違うの?農協を選ぶ理由は?比べてみると嬉しいことが盛りだくさんです。
目次を使って気になるところから読みましょう!
農協(JA共済)の生命保険について考えよう
現在では民間の生命保険、いろいろな生命保険会社を扱っている窓口、インターネットで提供している生命保険、各都道府県などが取り扱っている生命共済など、日本にはたくさんの生命保険、生命共済が存在します。
日本人の多くは何かあった時に備えるものとして、生命保険や共済に加入している人が多いのですが、今回は農協の生命共済にスポットを当ててご紹介していきたいと思います。
そもそも農協(JA共済)って何?
農業の指導はもとより、農家の方たちが共同して機械を購入することもありますし、ローンや銀行、生命保険なども扱っていてその範囲は多岐にわたると言われています。
CMでもおなじみのJAバンクというものも農協が関連していると考えると意外と身近な存在だと感じられるかもしれません。
その中でも生命保険を取り扱っているのが、農協のJA共済というものです。
意外にもバリエーション豊富な農協(JA共済)の保険
生命保険会社と遜色ないほどの種類がある
なないろデザインと呼ばれる人の保障は、それぞれの目的に合わせて一人一人が選ぶことのできるものです。それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
医療に関するもの
医療共済
生命保険の中で、医療保険と呼ばれているものに相当します。
日帰りの入院から、長期の入院まで保障する入院保障、手術、放射線治療、先進医療など、生命保険会社の商品と比べても見劣りしない内容となっています。
がん共済
通常のがんだけでなく上皮内がんも保障されていて、がんと診断されたときの一時金、入院費、手術、放射線治療、先進医療にも保障があります。再発時や長期にわたる治療に関しても1回あたり一時金がおりるものです。
老後の資金に関するもの
ライフロード
予定利率変動型年金共済と呼ばれるもので、予定利率が高くなった時に年金の増加をお楽しみにできるというものです。銀行の積み立てと同じような感覚で老後の保障を準備していく商品となっています。
介護に関するもの
介護共済
公的介護保険と連動しているため、請求がしやすいというのが特徴です。給付方法は一時金、特約をつけて年金方式など受け取りも選ぶことができます。
お子さんに関するもの
子供共済
モデルプランの年齢や金額で契約した場合、給付率は104.7%と他の生命保険の学資保険商品にも返戻率が見劣らないケースもあります。
貯蓄だけでなく、お子様の万が一の保障もしっかりとついているため、貯蓄と保障を準備しておきたい親御さんにはぴったりなのではないでしょうか。
貯蓄に関するもの
養老生命共済
満期には大きな共済金が戻ってくるため、掛け捨てタイプの保障ではなく、万が一の保障もありつつ、満期金もあるタイプです。
万が一のためのもの
終身共済
毎月掛け金を支払うことで、万が一のことがあれば残されたご家族の保障として毎年受け取ることもできますし、払い込みまで無事に生存していた場合は生存給付金として受け取ることもできます。
主契約に関しては払い込みが終わっても保障は一生涯続くため、ご自身のお葬式代やお墓代として使うように考えて加入している人もいるのかと思われます。
自動車保険などの損害保険も
家に関する保障の代表的な商品は建物更生共済むてきプラスというものです。
火事や台風の被害だけでなく、地震における建物の損傷や人のケガにも対応しているものです。このむてきプラスは掛け捨てタイプではないため、満期時には満期金を受け取れることがメリットです。
その他に車に関する保障としてはクルマスターという商品があります。今では一般的になっている24時間365日の事故受け付け対応など
のサービスも兼ね揃えていますし、条件によってはさまざまな割引も受けられます。
その他にも傷害共済・イベント共済・賠償責任共済・ボランティア活動共済などさまざまな商品がありますので、興味のある方はホームページ等で確認してみましょう。
農協(JA共済)の生命保険の特徴
農協(JA共済)の生命保険の特徴としては、加入できる年齢が74歳、または75歳と比較的高齢になっても加入できるということです。
例えば民間の生命保険の中でも学資保険というのはお子さんや契約者の年齢が比較的低く設定されていますが、農協の共済の場合、お子さんが0歳~12歳、契約者が18歳~75歳とかなり幅広い年代で加入することができます。
そして民間の生命保険と違って、更新型ではないため、加入年齢にかかわらず保険料が一律というのもメリットなのではないでしょうか。
通常更新型の保険の場合、10年や15年で保険料が上がるため、その前に見直しをする必要が出てきますし、病気などで見直しが出来なかった場合同じ保障を持つためには更新後の保険料を払う必要が出てきます。
しかしながら農協の共済の場合は、何歳で加入しても一律のため更新後の保険料を気にせず必要な保障を手に入れることが出来るのです。
こくみん共済や県民共済との違い
まずは共済という言葉から考えると、民間の生命保険とは違って利益を生み出さない団体であることを覚えておきましょう。
農協の生命共済は組合員のための共済であるため、もしその年度に余剰金があった場合翌年割戻金として、組合員に戻されるという仕組みになっています。
こくみん共済も、県民共済もそれぞれ組合員となって共済に加入するわけですので、その点は共済に関しては同じであることが言えます。
年払いにすると割引率が高くなる
- 月払い(毎月一回の払い込み)
- 年払い(毎年一回の払い込み)
その他前納や一括払いなどの払い込み方法があります。
口座振替で払い込む方法の他、農協の方に集金してもらう方法、そして農協の事務所に直接持参して払い込むという3つの方法があります。
毎月一回の払い込みよりも、一年で一括したほうが割引もあるので、
余裕があれば、年払いにした方がよりお得に共済に加入することができるのではないでしょうか。
終身共済はいわゆるセット商品なので要注意
つまり民間の生命保険のように、この保障が欲しいというのであれば、いくつかセットで加入をする必要が出てくるというわけです。先ほどご紹介した終身共済については、医療共済とのセットプランというものもあるようですので、気になる方はホームページ等をご覧下さい。
まとめ
農協というのはなじみがない方も多いかもしれませんが、保障商品のラインナップの多さにはびっくりするかと思われます。年齢を入れるだけで掛け金を調べることも出来ますので、気になる商品があれば検討してみてはいかがでしょうか。