更新日:2022/06/09
おすすめな無制限の個人賠償責任保険!選び方のポイントをご紹介!
個人賠償責任保険の保険金が実際どのくらい必要なのかわからない、無制限のほうがいいの?そんな方も多いかもしれません。本記事では火災保険や自動車保険の特約や個人賠償責任保険のある保険でおすすめな保険金や自転車保険、保険金無制限の保険をご紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
保険金が無制限の個人賠償責任保険はあるの?
「自転車で事故を起こしてしまった」「飼い犬が他人を噛んで怪我をさせてしまった」など、万が一事故を起こしてしまった場合、賠償金を請求されることがあります。
賠償請求は高額になる可能性もありますので、もしもの時のために備えておくことが大切です。
しかし、いざ保険に加入しようと思っても「補償額はどのくらいあれば十分なのか」「どのような保険を選べば良いのか」など、わからないことも多いです。
そこで、この記事では
- 補償額が無制限の保険がある
- 補償額は、いくら以上であれば安心か
- 補償額が無制限の保険について
- おすすめの保険をご紹介
- 保険を選ぶ際に、気を付けるポイント
について、詳しく解説していきます。
保険の選び方や気を付けたいポイントなど、詳しく説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
保険金が無制限の個人賠償責任保険はある
個人賠償責任保険とは、他人に怪我を負わせてしまったり、物を壊してしまい損害賠償を請求されたときに補償してくれる保険です。
個人賠償責任保険には、補償額が無制限の保険もありますが、数自体は決して多くありません。
補償額は、一般的には1億円から多くても3億円が多いです。損賠賠償請求が補償の限度額を超えた分は、当然自己負担となってしまいます。
1億円と言えば、かなり高い金額です。「1億円くらいの補償があれば、ひとまず安心」と思うかもしれませんが、もし怪我をさせてしまった相手の意識がずっと戻らなかったり、重度の障害を負ってしまった場合、請求される損害賠償金はさらに高額になってしまうでしょう。
そうなれば、補償額が1億円でも、足りなくなってしまう可能性が十分にあります。
個人賠償責任保険の料金って具体的にどのくらい必要なの?
そこで、ここでは
- 過去には9,000万円以上の賠償請求がされたこともある
- 補償額は、1億円以上あると安心
9000万円以上の賠償金が出されたことがある
過去には、9,000万円以上の高額な賠償金が請求されたケースもあります。
自転車事故の場合は、賠償金が高額になりやすいです。
自転車は子供から大人まで幅広い年代で使用され、スピードの出しすぎなどの危険な運転を見かけることも多いです。
しかし、自転車の場合は、車に比べて保険に加入していないケースも多く、そのせいで自己破産してしまう例もあります。
過去に損害賠償が9,000万円を超えたケースの内訳は
- これから将来的にかかる介護費用
- 家族が仕事を続けられなくなってしまい、本来得られるはずだった収入が得られなくなった損害
- 被害者の後遺症に対する慰謝料
もし、事故を起こしたのが未成年だった場合は、 監督義務を怠ったという理由で親に支払い命令が出されます。
補償金が1億円以上あるところにすると安心
補償額は保険によって異なりますが、1億円以上のものを選ぶようにしましょう。
保険の種類によって、補償金が3,000万円や5,000万円など、1億円以下の保険も多いです。しかし、高額な損害賠償が請求された場合、1憶円でも足りない場合があります。
特に自転車での事故の場合は、自転車に免許や車検などがあるわけではないので、「運転していた側に問題がなかった」という証明がしづらいのです。そのため、賠償金が高額になってしまう可能性が高いです。
もし自己破産しても、免責対象にはならないので、賠償金の支払いは必ずしなければいけません。
1億円以下の補償では、もしもの備えとしては心細いので、補償額はできるだけ手厚くしておきましょう。
個人賠償責任保険の補償金が無制限なものを選ぶのもあり
個人賠償責任保険は、補償額の上限が無制限のものを選んだ方が安心でしょう。
もちろん、補償額の上限を下げることによって、支払う保険料を安くすることもできます。
生命保険は、補償額を下げることで月々の負担を減らすことができます。しかし、個人賠償責任保険の場合は、補償額の上限を下げたからと言って支払う保険料はさほど変わりません。負担額にそこまで差がないのであれば、できるだけ補償額を高額にしておいた方がいいでしょう。
補償額が無制限の保険は数が少なく限られていますので、保険の選択肢は少なくはなりますが、「補償額が足りない」ということにはならないので安心です。
また、補償額が1億円のもの2つ加入し、手厚くするという方法もありますが、1つ無制限のものに加入しておけば、他の保険は必要なくなり保険の管理もしやすくなります。
無制限のおすすめな個人賠償責任保険とその保険料
個人賠償責任保険は、様々な保険に特約で付帯することができますが、どのような保険に加えるのがおすすめなのでしょうか。
ここでは、
- 火災保険と自動車保険なら、どちらに付帯する方がいいのか
- 補償額が無制限の個人賠償責任保険
について、詳しく解説していきます。
保険は見直しなどの際に解約してしまうことも考えられ、その点も選ぶポイントの1つになります。
おすすめの保険も併せてご紹介しますので、加入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
火災保険や自動車保険の特約
無制限の個人賠償責任保険
ここでは、補償額が無制限の保険をご紹介していきます。
内容 | |
---|---|
保険の種類 | 自動車保険 |
補償範囲 | 本人、子ども 、家族 |
示談交渉サービス | あり |
自動車保険の特約として付帯している保険になります。
また、日本国外で発生した事故については、補償額は保険の種類によって異なりますが、無制限ではなく上限金額内で補償され、示談交渉サービスは対象外になります。
個人賠償責任保険を選ぶ際のおすすめなポイント
- 示談交渉サービスの有無
- すでに加入済みのケースも多い
示談交渉はついているのか
まず、最初に見ておきたいポイントは、示談交渉サービスの有無です。
示談交渉サービスとは、事故を起こしてしまい被害者から損害賠償請求をされた場合、保険会社が間に入って自分の代わりに示談交渉をしてくれるサービスの事です。
このサービスがあれば、トラブルも事前に回避でき、交渉もスムーズに進みます。
しかし、示談交渉サービスがない場合は、自分で交渉するか、弁護士を捜して依頼しなければいけません。自分でするとなると、時間もかかり、精神的にも大変です。さらに、示談交渉には専門的な知識も必要なため、自分でするよりはプロに任せた方が安心でしょう。
保険に加入する際は、示談交渉サービスがあるかを必ずチェックしておきましょう。
すでに個人賠償責任保険に入っている可能性も
個人賠償責任保険は、他の保険に付帯されていることが多いです。
他の保険に加入した際に、一緒に加入している可能性もありますので、今入っている保険を一度見直し、重複している部分がないかを確認してみましょう。
これを機に保険の見直しをするのもいいでしょう。
個人賠償責任保険は、重複していてもすべての補償が受けれるというわけではありません。
補償の上限金額は合計されるので、1億円の補償額の保険に2つ入っている場合、補償される最高額は合計の2億円になります。
複数の保険を合計して、補償を手厚くしておくという方法もありますが、無制限の保険に加入している場合は1つで補償が完結してしまいますので、他の保険は必要ありません。
保険料を払っていてももったいないだけなので、加入している保険の現状は、しっかり把握しておきましょう。
まとめ:選択肢として個人賠償責任保険の保険金無制限はおすすめ
この記事では、補償額が無制限の個人賠償責任保険について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイント
- 補償額が1憶円~3憶円が一般的で、無制限のものもある
- 過去には1億円近い賠償請求がされたこともあるので、補償金は1憶円以上あるところにすると安心
- 保険の選択肢は多くないが、補償額が無制限の保険もおすすめ
- 保険の解約率を考えると、特約を付帯するなら火災保険がおすすめ
- 自動車保険に付帯できる無制限の個人賠償責任保険のご紹介
- 保険を選ぶ際は、すでに他の保険に付帯して加入していないかを確認する
- 加入する際は、示談交渉サービスがついている保険を選ぶようにする
事故を起こさないことが何より一番大事ですが、万が一の備えもしっかりしておきましょう。
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