更新日:2022/07/01
話題のいじめ保険とは?保険料や損害補償内容をツイッターの口コミとともに紹介
注目を集めている日本初のいじめ保険。イジメ問題の弁護士費用を補償する保険です。ツイッターでは保険を通して加害者に責任をとらせるべきという賛成意見やイジメの根本解決にならないといった反対の口コミが集まっています。この記事ではいじめ保険の保険料や損害賠償金、ツイッターの口コミを紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
日本初のいじめ保険とは?保険料や損害賠償金など補償内容を解説!
現在、子どもを持つ親に注目されているいじめ保険をご存知でしょうか。
もともとは、政府が取り組むいじめ対策の一つとして韓国が始めたものですが、最近は日本でもできており、入っておいた方がいいのでは?という流れができつつあります。
メディアでもたびたび取り上げられていますが、実際にいじめ保険とはどういったものなのか気になりますよね。
実は、ツイッターには賛成の口コミと同じくらい、反対の口コミも多く集まっているのです。
そこで今回のこの記事では、いじめ保険について
- いじめ保険のメリット・注意点
- 世間の皆様の意見
- 保険料金と補償内容
イジメの件数は年々急増中(特に小学生)
昔から問題視されている学校でのいじめ問題は、年々増加傾向にあります。
文部科学省の問題行動・不登校調査によると2017年には、小学校が31万7121件、中学校8万424件、高校1万4789件、特別支援学校2044件とかなり件数が多くなっています。
昭和60年度からの調査開始以来、過去最多という結果になりました。
数字を見るとわかるように、小学校で起こるいじめが非常に多いです。
さらに学年ごとに見るために、いじめ認知度をグラフに表しました。
学年 | 認知度 |
---|---|
小1 | 56.834件 |
小2 | 62.546件 |
小3 | 59.682件 |
小4 | 54.944件 |
小5 | 47.095件 |
小6 | 36.317件 |
特に小学校低学年でのいじめが多いことがわかります。
いじめの内容としては、
- ひやかしやからかい
- 悪口や文句
- 叩かれるなどの暴力
- 仲間はずれ
- LINEなどの無視
弁護士費用の負担をするいじめ保険。メリットと注意点とは?
いじめ保険の補償内容には、弁護士費用の負担があります。
いじめ問題に対して弁護士が行ってくれることは下記の通りです。
- 学校や加害者側への対応など、具体的な解決策を助言
- 学校や加害者と話し合いをしてくれる
- 示談書などをとりまとめてくれる
- 相手のこどもに怪我をさせた、またはさせられた
- 他人の所有物を壊した
- 離婚時の親権や養育費トラブルの解決
- 職場でのセクハラ・パワハラ
- 隣人トラブル
- ママ友同士のSNSでのいじめや中傷
一番のデメリットは、待機期間があること
いじめ保険のデメリットは下記のものがあげられます。
- 加入前のいじめは対象外
- 待期期間中のいじめも対象外
いじめ保険のツイッターの口コミ・評価
実際に、世間ではいじめ保険についてどれほどの関心があるのでしょうか。
テレビでよく取り上げられている中、ツイッターでは賛否両論飛び交っていました。
その中でも、賛成意見のほうが多く見られるような気がします。
いじめ保険に賛成の口コミ
いじめといっても暴行や脅迫と同じ。加害者にはけじめをつけさせるべき
いじめという言葉でくくっていますが、いじめの内容を見てみると暴行や脅迫などと同等のものが多いです。
現状、いじめた側は謝罪のみでいじめられた側は不登校になってしまったり、通院することになる可能性もあります。
そのことを考えると、弁護士を通してしっかり慰謝料や治療費を請求したいですね。
子供同士で解決すること、という世の中ではなくなっていることを理解してほしい
いじめ保険を疑問視する口コミ
先生とのコミュニケーションが減るのでないかと心配です
いじめられたらすぐに弁護士に頼ることで、先生とのコミュニケーションがとりずらくなるのではないか、とても心配です。
今いじめにあっている人は、どうなるの?
賛成でも反対でもない口コミ
いじめ保険でいじめは増えないの?何があってもいじめはなくならないものじゃない?
いじめ保険に加入することで、さらにいじめが増えてしまう可能性も捨てきれません。
現在より目に見えない、周りからはわからないような悪質で陰湿ないじめが増えていくような気がしますね。
人が集まる場所には、少なからずいじめがあるものなので、身近にいる先生や親が手助けをして解決するほうがましなのではないでしょうか。
それほど悪いと思わないけど、学校現場ってそれほど末期なのかと感じました
いじめ保険自体は、子どもを守りたい親にとってはとてもいいサービスだと感じます。
いじめが原因で自殺されるより、ましですよね。
でも、いじめ保険というサービスや商品がでてくるほど学校現場は子供に寄り添えていないのかと不安になります。
いじめ保険のまとめ
現在話題となっているいじめ保険について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
この記事のポイントは、
- いじめの件数は年々増加しているので、何か対策を立てたほうが安心できる
- いじめ保険については、賛成意見のほうが多い傾向にある
- いじめ保険は子どもだけでなく、親も弁護士を利用できる
- 既にいじめられている、待機期間中にいじめられた場合は対象外になる