AirPodsの保証はApple Care+でいいのか！スマホ保険でも保証は可能？

「AirPodsを片方だけ無くした」というケースはよく耳にしますし、実際に多くの人が体験しています。

では、AirPodsの片方のみ交換しようとしたらどのくらいの費用が必要になるのでしょうか。種類によって費用が異なるため、以下の表をご覧ください。

表の通り、片耳を無くした場合の費用は1万円以上必要になります。ただ、これはあくまで概算の金額で、実際は異なる場合がある点には注意してください。

AirPodsやAirPods Proを購入する際、「Apple Care+for Headphones」に加入すべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。

「Apple Care+for Headphones」に加入することによって、万が一トラブルが起きた場合にもしっかりと保証されます。通常の破損や故障に関しては低価格で修理・交換が可能になるわけです。

ただ、落としたり無くしたりした場合には補償の対象外となる点には注意してください。つまり、AirPodsを落とした場合には交換費用はすべて自己負担となってしまいます。詳しい金額に関しては先ほど記載した表の通りです。

続いて、「Apple Care+for Headphones」の詳しい補償内容などを解説していきます。補償内容をしっかりと理解した上で加入すべきかどうかを考えてみてください。

解説する項目は下記の通りです。それぞれ具体的に解説していきます。

• Appleが公式に提供してているメーカー保証サービス
  
• 補償内容①：製品保証期間の延長
  
• 補償内容②：エクスプレス交換サービス
  
• 補償内容③：バッテリー交換補償
  
• 補償内容④：過失や事故による損傷の修理保証
  

「Apple Care+for Headphones」はAppleが公式として提供しているサービスです。「Apple Care+for〇〇」のような名前で、Apple製品それぞれに保証サービスが存在しています。

「Apple Care+for Headphones」の対象となるのは、AirPods・AirPods Pro・AirPods Max・Beatsの4つです。商品の購入時から30日以内に加入する必要があるため、加入を検討している人は早めに決断をする必要があります。

「Apple Care+for Headphones」の加入に必要な費用は表の通りです。

「Apple Care+for Headphones」の補償内容1つ目は「製品保証期間の延長」です。

仮に「Apple Care+for Headphones」に加入しなかったとしても製品保証期間は1年間付与されています。つまりAirPodsなどが購入後1年以内に故障した場合、修理費用はかかりません。

「Apple Care+for Headphones」に加入することによって追加で1年間の製品保証期間が付与され、合計2年間の製品保証期間が保証されます。

使用期間が伸びれば伸びるほど故障のリスクは高くなるため、製品保証期間が1年間追加されるのは嬉しい点ですよね。「1年だけでは物足りない」と思う人にとっては魅力的な点です。

「Apple Care+for Headphones」の補償内容2つ目は「エクスプレス交換サービス」です。

エクスプレス交換サービスとはAirPodsなどが過失や事故で損傷してしまった場合、修理代金と同じ金額で新しいAirPodsに交換してもらえるサービスを意味します。

値段に関してはデバイスの種類に関わらずすべて3,700円(税込)です。例えば、AirPods Maxの定価は85,000円ほどですが、故障した場合には3,700円で新しいものに交換してもらえる可能性があります。

また、通常通り修理を行った場合には手元に返ってくるまでに2週間程度必要なケースも多いです。

エクスプレス交換サービスを利用することによって万が一故障しても無料で新しい商品に交換でき、期間を空けずすぐに交換できるのも魅力の1つだと言えるでしょう。

「Apple Care+for Headphones」の補償内容3つ目は「バッテリー交換補償」です。

「Apple Care+for Headphones」に加入していれば、AirPodsなどがバッテリー劣化した場合に無償交換ができます。バッテリーの無償交換が適用される蓄電容量の基準としては、本来の80%未満になった場合です。

iPhoneの場合には「設定」からバッテリーの蓄電容量を確認できますが、Air Podsは自分で確認はできません。したがって店舗で実際に確認してもらう必要があります。

目安として1年半〜2年程度使用していると80%未満の基準を満たす場合が多いと言われています。

「Apple Care+for Headphones」の補償内容4つ目は「過失や事故による損傷の修理保証」です。

先ほどエクスプレス交換サービスの解説をしましたが、エクスプレス交換サービスを利用せずに修理する方法もあります。修理費用は3,700円で修理回数の制限などはありません。

つまり、「Apple Care+for Headphones」の加入期間中は何度でも修理に出せるわけです。Air Podsに刻印などをしていて「交換ではなく修理が良いな」という人もいらっしゃると思います。

エクスプレス交換サービス・修理どちらも値段は同じですので、どちらか選択するようにしましょう。万が一「Apple Care+for Headphones」に加入していなかった場合の修理費用はおおよそ10,000円〜15,000円程度必要なケースが多いです。

ここまで、「Apple Care+for Headphones」の補償内容について解説しました。補償内容を踏まえて「入ったほうが良いのかな、、」とまだまだ疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

結論としては、全員におすすめできるサービスとは言い切れません。人によっては加入が無駄であったり、他のサービスで代替可能であったりする場合も多いと思います。

加入すべき人・無駄な人の特徴を後述するのでご自身の状況と合わせて確認してみてください。

まず、「Apple Care+for Headphones」に加入すべき人の特徴について解説します。加入すべき特徴と自分が同じ点を探すことで、本当に加入すべきかどうかが見えてくると思います。

それぞれ具体的に解説するので、自分自身の状況と当てはめて参考にしてみてください。

• ①バッテリー交換を保証してほしい人
  
• ②同じ製品を長く使い続けたい人
  

「Apple Care+for Headphones」に加入すべき人の特徴1つ目は「バッテリー交換を保証してほしい人」です。

「Apple Care+for Headphones」に加入していない場合、バッテリー交換をするのにはお金がかかります。具体的な交換費用は以下の通りです。

先ほど解説したように、無償でバッテリーを交換してくれるには一定レベルのバッテリー劣化が必要です。その基準は「バッテリーの蓄電容量が80%」となっています。

80%以下になるのはおおよそ1年半〜2年程度だと予想されているため、2年以内にバッテリーを交換したいと思う人は加入すべきだと言えるでしょう。

いずれの種類においても「バッテリー交換費用>Apple Care+for Headphonesの加入費用」です。

「Apple Care+for Headphones」に加入すべき人の特徴2つ目は「同じ製品を長く使い続けたい人」です。

「Apple Care+for Headphones」に加入することによって、万が一故障した場合でも低価格で修理もしくは交換が行えます。「壊れたら次のを探せばいいや」と思っている人は加入する必要はないかもしれません。

ただ、「2年以上は最低でも使いたい」と思っている人は万が一のトラブルに備えて加入しておくのも良いと思います。「Apple Care+for Headphones」に加入することで、万が一故障したとしても3,700円で修理・交換が可能です。

ただ、先ほどから解説しているように紛失・盗難は補償の対象外となっています。

逆に、「Apple Care+for Headphones」に加入する必要がない人の特徴について解説していきます。加入する必要がない人の特徴は以下の2つです。

それぞれ詳しく解説していきます。

• ①紛失の際の費用を抑えたい人
  
• ②パソコンなどとまとめて補償したい人
  

「Apple Care+for Headphones」に加入する必要がない人の特徴1つ目は「紛失の際の費用を抑えたい人」です。

紛失した際にAppleで新品のAirPods、AirPodsのケースを購入することは可能です。

ですが冒頭でも解説したように、「Apple Care+for Headphones」では「紛失・盗難」は補償の対象外となっています。つまり、万が一紛失・盗難に遭った場合にはすべて自己負担になってしまうわけです。

紛失のリスクに備えるのであれば、わざわざ追加費用を払ってまで「Apple Care+for Headphones」に加入する必要はありません。紛失に対応している民間保険などを探すようにしましょう。

「Apple Care+for Headphones」に加入する必要がない人の特徴2つ目は「パソコンなどとまとめて補償したい人」です。

「Apple Care+for Headphones」の保証対象となるのは、当然AirPodsなどのイヤホン類1台のみとなっています。民間の保険会社が提供している保険では、1つの保険だけで複数の端末の補償をしてくれるサービスも存在しているわけです。

中には紛失や盗難にも適用される保険もあるため、民間保険の方が向いている人もいるのではないでしょうか。

AirPodsに関する万が一のトラブルに備えたいのであれば、スマホ保険がおすすめです。「なんでイヤホンなのにスマホ保険？」と疑問に思われた人も多いと思います。

民間のスマホ保険では、1つの保険だけで複数の端末トラブルを補償してくれるケースも多いです。また、「Apple Care+for Headphones」ではカバーできていない紛失・盗難に関しても補償内容に含まれている場合もあります。

加えて保険料も月額1,000円以下に抑えられている場合も多いため、自分に合った保険を比較して探してみてください。

以下の記事でスマホ保険について詳しく解説しているので、気になる方はご覧ください。

ここではさくら少額短期保険が提供しているスマホ補償サービス「モバイル保険」をおすすめします。

「モバイル保険」はメリットが多く、評判が良いスマホ保険の一つです。ここではメリットの一部を紹介します。

• 月額700円で幅広い補償範囲
• 1契約で3端末まで補償可能
• AirPodsを含むスマホ以外の端末も補償可能

今回は「AirPodsにApple Care+for Headphonesは必要かどうか」という視点で解説をしました。結論、2年以内にバッテリー交換を利用する予定があるのであれば加入するのもありだと思います。

ただ、AirPodsのトラブルに対応できるのは「Apple Care+for Headphones」だけではありません。民間のスマホ保険では、「Apple Care+for Headphones」ではカバーできない紛失や盗難の補償を受けられたり、1つの保険で複数端末をカバーできたりとメリットも多いです。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解した上で自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

ほけんROOMではこの他にも保険の記事を多数公開しています。保険は選び方1つで大きく節約ができるため、保険の正しい理解をしていきましょう。

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