更新日:2022/05/26
【20代30代】30代までのがん確率は約0.1%、がん保険加入は必要?
がんで怖いのは若くして発病してしまい、働けないのに治療費がかかること。日本人の2人に1人ががんになると言われますが、30代までに罹患する確率は0.1%程度なのです。この記事では20代30代の方へ、若くしてがんになってしまう確率を年齢・性別データを元に考えます。
内容をまとめると
- 20代や30代でがんになる確率は低く、0.1%ほど
- 最終的には2人に1人が罹患すると言われているが、若い年代ではかなり低い
- 20代や30代の若いうちはがんが悪化するのも早い
- 20代や30代でもしもがんにかかってしまうとダメージが大きい
- 早めの加入で保険料の安さなどのメリットがある
- 若い年代でがん保険加入に悩んだら、マネーキャリアで相談がおすすめ
- 今ならスマホひとつで無料保険相談が可能!保険のプロにアドバイスをもらいましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 20代30代の年齢でがんが発病する確率はどのくらいなの?
- がんが発病する確率を解説
- 日本人の死因の一位はがん
- 一方で、若い人のがん罹患率は低い
- がんに罹患する確率のデータを紹介!
- 部位別のがんの罹患率
- 年齢別のがんの罹患率
- がんで死亡する確率のデータを紹介!
- 部位別のがんの死亡数
- 年齢別のがんの死亡率
- がん罹患時の生存率についてのデータを紹介!
- 30代でがんに対する備えが必要かどうか迷ったらプロに相談するのがおすすめ!
- 20代30代ががん保険に加入するメリット2つ
- ①若いときのほうが保険料は安い
- ②がんになってからの保険加入は難しい
- 20代30代ががん保険に加入するのにおすすめのタイミングは?
- 20代30代におすすめは「がん定期保険」
- 40代~60代におすすめは「がん終身保険」
- まとめ:がんの確率をふまえた上で最善の保険選びをしよう
目次
20代30代の年齢でがんが発病する確率はどのくらいなの?
がんは治療に時間がかかり、若くして発症してしまうとかなり厄介な病気と言えます。若いうちの罹患では細胞自体が元気なため、がんの進行も早くなってしまうとも言われています。
若いうちの発症は非常に厄介と言えるのですが、20代・30代でがんに罹患する確率はわずか0.1%程です。2人に1人が発症すると言われている病気にしては、若いうちの罹患率が低いと感じるかもしれません。
この程度の罹患率ならば自分は罹患しない、と考えるかもしれませんが、いざ罹患した場合には長期の治療などによって収入が途絶えてしまう可能性なども考えておかなくてはいけない病気です。
確率は低くとも病気になった際の肉体的・精神的・金銭的ダメージは大きくなることから、がん保険などで準備しておくことが必要と言えます。
がんが発病する確率を解説
がんが発症する確率が低いことをご紹介しましたが、これは若い人に限った話です。
がんになる確率は年齢と共に上昇していき、最終的には2人に1人が発症するほどの確率まで上がっていくのです。
どの段階でどこまで上がっていくのか知っておきたいという方もいらっしゃるかもしれません。確率が高くなる前に何かしらの方法で備えておきたいですよね?
また、がんで怖いのは発症する確率の高さだけではありません。死亡率の高さも怖い病気と言えます。
以下では、
- 日本人の死亡原因
- 年代別のがんになる確率
についてご紹介していきます。
日本人の死因の一位はがん
まずは、日本人の死亡原因を見ていきましょう。
日本人の死亡原因とその割合(2016)
日本人の死因の一位はがんです。
およそ3割弱が、悪性新生物(がん)で亡くなっていることがわかります。
男女により多少の違いはありますが、以下、心疾患、肺炎、脳血管疾患等と続きます。
ただし、がんの場合、他の病気を併発してそちらの病気で亡くなることもあるので、実際のがんが間接的に死亡原因となっている数は含まれていません。
これゆえ、がんは日本人の2人に1人が罹患し、3人に1人が死亡していると言われています。
そう考えると、がんは私たちの日常の中で非常に身近な病気です。
がんで亡くなられた方がいらっしゃらないというご家族は、稀なのではないでしょうか?
一方で、若い人のがん罹患率は低い
まだ、学生や独身の方は実感として全く関係ないと感じるかもしれませんが、若くても家庭をお持ちの方やお子様がいらっしゃる方などは感じ方が変わってくるはずです。
しかし、若くしてがんに罹患する確率は低いのです。
30代までにがんにかかる確率は、約1000人に1人(0.1%)です。
年代別男女別がん罹患者数
2人に1人、即ち50%から見ると、比べようがないくらい低いものです。
ただ低い罹患率の中でも知っておきたいのは、確率とは、30代までを無事に過ごした方にとっては0%であったとしても、1000人中の1人になる方の可能性はおおよそだれでも等しくあるのです。
また、若い年代でがんにかかると、発症してから亡くなるまでの期間が短いと聞いたことがありませんか。
若いと新陳代謝が良いから、がんが悪化するのも早いといわれています。
その他にも、まさかこんなに若い自分が、家族が、患者が、がんにかかっているなんてありえないという気持ちから、発見が遅れたということもあるのかもしれません。
こう考えると、1000人に1人という確率の見え方は、人によってはかわってくるのではないでしょうか。
がんに罹患する確率のデータを紹介!
若い年代での確率は低くても、年齢を重ねるごとに上がっていくことを考えると不安を感じてしまう方も多いと思います。今後上がっていくことは簡単に予想ができます。
確率が高いことが分かれば、しっかりと治療を受けるために事前に準備をしておきたいと考える方は多いと思います。
では、がんに対する備えは何歳まで行っておくと良いのでしょうか?また、罹患しやすい部位なども知っておくことで、がんになることを未然に防ぐことに役立つかもしれません。
以下では、
- 部位別罹患率
- 年齢別罹患率
それぞれについて、データを見ながら解説していきます。
部位別のがんの罹患率
がんにかかる確率は体の部位によって違いがあるのでしょうか?部位別の祖率、人口10万人に対して発症したひとの人数を見てみましょう。
順位 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
1位 | 前立腺(149.5) | 乳房(144.6) |
2位 | 胃(141.2) | 大腸(101.4) |
3位 | 大腸(140.5) | 肺(62.8) |
4位 | 肺(133.3) | 胃(60.2) |
1年間で罹患が確認される人数は以上のようになっています。
ひとりの人がどの程度の確率でかかる可能性があるのか、部位別の累積罹患率もみてみましょう。
部位 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
前立腺 | 10.8% | - |
乳房 | - | 10.9% |
大腸 | 10.2% | 8.0% |
胃 | 10.3% | 4.7% |
肺 | 9.9% | 4.9% |
確率は部位によってかなり違いがあると言えます。
さらに性別によって確率に大きな違いが見られます。男性の方が女性よりも全体的に確率が高い傾向にあります。
年齢別のがんの罹患率
部位ごとにがんになる確率が違うことは分かりましたが、全年齢の確率です。年齢によってがんになる確率には大きな違いがあると言えるため、年齢別のデータも見ていきましょう。
0歳から一生のうちにどれだけの確率でがんに罹患するのか、累積罹患率を見ていきます。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳 | 0.3% | 0.2% |
40歳 | 1.1% | 2.0% |
60歳 | 7.7% | 11.7% |
80歳 | 41.5% | 30.9% |
この結果からも分かるように、若い年代での罹患率はかなり低くなっています。
確率だけでがん保険への加入の必要性を考えた場合には、若い年代には必要性が低いと言う結果となるのです。
しかし、先述したように若い年代でのがんは進行が早く、見つかった時にはかなり悪化している可能性も高くなります。治療には時間がかかることが予想されるため、がん保険は不要とは断言できないとも言えるのです。
がんで死亡する確率のデータを紹介!
罹患する確率は部位ごとで大きく違い、若い年齢では低いことが分かりました。
では、死亡率はどうなっているのでしょうか?
死亡の可能性が高いがんがあるのならば、かかる前には予防することを考え、万一かかってしまった場合に備えておくことも重要になってきます。
また、若い年齢でかかる確率は低いと言う結果でしたが、もし罹患した場合の死亡率も確認しておくべきだと言えます。60歳などの死亡率よりも高いのであれば、治療に専念するためにもがん保険は必要となるためです。
以下では、
- 部位別がん死亡数
- 年齢別がん死亡率
それぞれのデータを確認していきましょう。
部位別のがんの死亡数
がんに罹患しやすい部位としては
- 前立腺
- 乳房
- 大腸
- 肺
- 胃
などが挙げられます。これらの部位の2019年度の死亡数を見てみましょう。
部位 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
前立腺 | 12,544人 | - |
乳房 | - | 14,839人 |
大腸 | 27,416人 | 24,004人 |
肺 | 53,338人 | 22,056人 |
胃 | 28,043人 | 14,888人 |
肺がんでの死亡数が多いことが分かります。
では、部位ごとの累積死亡リスクを見てみましょう。
部位 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
前立腺 | 1.6% | - |
乳房 | - | 1.7% |
大腸 | 3.3% | 2.7% |
肺 | 6.4% | 2.5% |
胃 | 3.4% | 1.7% |
全体的に女性よりも男性の方が死亡率が高い傾向にあることが分かります。特に肺がんでの死亡率は高いと言う結果となっています。
がんでの死亡率は部位ごとに大きく違うと言えます。特に肺などは喫煙の有無によって罹患率に大きな差が出ることが予想されるため、がんになることを防ぐためにも禁煙などを行うことがおすすめです。
年齢別のがんの死亡率
部位別での死亡率は違うことが分かりました。では年齢によって死亡率に差はあるのでしょうか?年齢別の累積死亡リスクを見ていきましょう。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳 | 0.038% | 0.032% |
40歳 | 0.173% | 0.207% |
60歳 | 1.794% | 1.799% |
80歳 | 14.245% | 8.160% |
若いからと言って死亡率が上がるということはないようです。罹患率と同様に、死亡リスクも年齢と共に上がっていく傾向にあります。
罹患率・死亡率ともに若い世代では高くないと言う結果となるため、がん保険などで準備しておく必要性は低いと言えます。
しかし、がんにならないと断言できるわけではないため、不安のある方は準備しておくことがおすすめです。
がん罹患時の生存率についてのデータを紹介!
がんの罹患時には死亡率とは別に生存率というデータを目にすることが多いと思います。
がんは転移や再発などの可能性が高い病気のため、5年後や10年後の生存率も重要なデータとなるのです。
全部位を対象とした際の5年相対生存率は、
- 男性:62.0%
- 女性:66.9%
となっています。5年後に死亡してしまっている方の割合が3~4割程度いるということになるのです。
では、部位別の5年相対生存率はどうなっているのでしょうか?
部位 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
前立腺 | 99.1% | - |
乳房 | - | 92.3% |
大腸 | 71.7% | 71.9% |
肺 | 29.5% | 46.8% |
胃 | 67.5% | 64.6% |
罹患率の高い前立腺や乳房のがんは、死亡率も低く生存率は高い傾向にあります。一方、肺では死亡率も高くなっていましたが、生存率はかなり低いことが分かります。
このように、がんは長期に渡って治療などが必要になる病気です。一度治療することで再発などのリスクのない病気とは違います。
治療が長引いても困ることが無いよう、万一かかった場合のことを考えてがん保険などで準備しておくことが重要になります。
30代でがんに対する備えが必要かどうか迷ったらプロに相談するのがおすすめ!
ここまで、がんに関わる確率について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
20代・30代は癌に罹る確率が低いけれども、がんへの備えが全く必要ないというわけではありません。
もしもがんにかかってしまったときには経済的・精神的に大きなダメージとなるでしょう。
しかし、だからといって、すべての人ががん保険に加入し、がんに備えるべきだということではありません。加入するべきかすべきでないかは人それぞれで、収入や貯蓄状況などによって異なります。
自分にがん保険が必要かどうか迷った方は、一度マネーキャリアで保険のプロに相談することをおすすめします。
マネーキャリアをおすすめする理由は次の通りです。
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相談した際には保険のプロであるファイナンシャルプランナーが、あなたにがん保険が必要かどうか、また、必要な場合にはどんながん保険がぴったりかについて詳しく教えてくれます。
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20代30代ががん保険に加入するメリット2つ
20代や30代などの若い方にはがん保険の必要性は低いとご紹介してきました。
しかし、絶対にがんにならない、という訳ではありません。万一がんになってしまった際には長期の治療となってしまう可能性もあるのです。
そのため、若い年代にもがん保険の必要性はあると言えます。しかし、罹患率が低いために加入を先送りにする方もいらっしゃると思います。
若い年代での加入で大きなメリットが得られるのであれば、加入に踏み切ることができるかもしれません。
- 保険料が安い
- 加入できる可能性が高い
などがメリットとして挙げられます。
これらのメリットを参考に、がん保険への加入を検討してみてください。
①若いときのほうが保険料は安い
がん保険の保険料は、若いうちに加入することでかなり安く抑えられます。
年齢と保険料は比例して上がっていきます。参考までに「アフラックの生きるためのがん保険ALL-inn」の保険料を見てみましょう。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳 | 2,262円 | 2,284円 |
30歳 | 3,005円 | 3,288円 |
40歳 | 4,538円 | 5,361円 |
50歳 | 7,585円 | 7,179円 |
60歳 | 13,584円 | 8,855円 |
さらに、終身タイプを選ぶことで、安い保険料を生涯継続することが可能となります。高額になってからでは加入をためらってしまう可能性が高いため、保険料の安い若いうちに加入することがおすすめです。
②がんになってからの保険加入は難しい
確率が低い年代では、「加入できないリスク」が低くなることがメリットとなります。
がん保険は誰でも加入ができると考えているかもしれませんが、加入前の審査に通る必要があるのです。通らなかった場合には契約できません。
特にがんになってからでは難しいと言えます。罹患後に加入を検討しても、遅いと言えるのです。
そのため、がん罹患率の低い年齢で加入しておくことで、その後加入したいけれどもできないと言う状況を避けることができるのです。
確率が低いのに入るのはもったいない、と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、年齢が上がると加入しにくくなっていくと言えます。がんに対する保障を考えているのならば、早めに準備するようにしましょう。
20代30代ががん保険に加入するのにおすすめのタイミングは?
若い世代での加入によって大きなメリットを受けることができるため、加入のタイミングとしておすすめと言えます。しかし、年代によっておすすめするタイプが違ってきます。
タイプには
- 定期保険
- 終身保険
があります。
定期保険は期間が決っているタイプです。契約期間が終了すると保障は無くなってしまいます。
継続する場合には更新が必要となり、保険料が更新時の年齢で再計算されます。このときの保険料は契約時よりも高くなってしまいます。
しかし、同年齢の終身保険よりも保険料は安いと言う特徴があります。
一方終身保険の保険期間は生涯です。先述したように定期タイプよりも保険料は高いと言えますが、更新が無いと言う特徴があります。最初の契約時の保険料がキープできるのです。
それぞれ加入するのにおすすめのタイミングがあります。
- 定期保険
- 終身保険
それぞれのタイミングについてご紹介していきます。
20代30代におすすめは「がん定期保険」
20代・30代などの若い世代におすすめなのは「がん定期保険」です。
20代などの若い世代では給料がそこまで高くないため、保険に充てる金額はできる限り抑えたいと考えますよね?そのため、定期保険がおすすめです。
保障期間は限定されますが、備えとしては十分と言えます。
終身保険で安い保険料を維持するべきでは?と考えるかもしれません。
しかし、終身では保障が古くなってしまう事が問題となります。がんの治療方法は年々変化していると言えます。治療方法に沿った内容となっていないと、しっかりとした保障を受けることができません。
保障内容を古くしないためには定期的な見直しや乗り換えが必要となります。今後乗り換える可能性が高いため、定期保険がおすすめと言えるのです。
40代~60代におすすめは「がん終身保険」
40代以降になるとおすすめになるのが「がん終身保険」です。
40代以降になると収入は多く安定してきていると思います。この段階で終身保険を利用し、がんに対する保障を生涯のものとすることがおすすめです。
がんは高齢になると発症率が上がってくる病気です。がんに対する備えを行う場合には、生涯の保障があると治療に専念することができるのです。
中には貯蓄でカバーすることを考える方もいらっしゃるかもしれませんが、老後資金など準備しておくべき資金は多いと言えます。そのため、がんへの備えは貯蓄とは別にがん保険などを利用して準備しておくと安心です。
発症率も徐々に上がってくるため、終身保険へ加入する場合にはなるべく早いタイミングがおすすめと言えます。
まとめ:がんの確率をふまえた上で最善の保険選びをしよう
いかがでしたか?ここでは20代や30代でがんになる確率についてご紹介しました。
がんは年齢と共に発症率が上がっていく病気です。若い世代での罹患率はかなり低いと言えます。
確率の低い若い世代にがん保険は必要なさそうに見えます。しかし、若い世代では治療時の資金を確保しておくことが難しく、さらに生活費などが減ってしまう事を考えると、がん保険を選択することも考えなくてはいけません。
若い年代から加入しておくことで保険料の負担は軽いものとなります。安い保険料で万一に備えることができるため、がんになる前にがん保険へ加入しておくようにしましょう。
どのタイプのがん保険に加入すればよいのか悩んだ場合、マネーキャリアで相談してみましょう。保険のプロがその人に合ったがん保険のアドバイスをしてくれます。
ほけんROOMでは他にも保険に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。
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