更新日:2019/11/10
自賠責保険はミニカーだと安い!?気になる維持費用について解説
自賠責保険はミニカーの場合はどうなるのでしょうか。保険料や契約方法についても詳しく知りたいですよね?この記事では、ミニカーにおける自賠責保険の知識から、任意保険の情報まで幅広く取り上げています。ぜひ、ミニカーの購入時にはこの記事をご活用ください。
目次を使って気になるところから読みましょう!
自賠責保険はミニカーの場合どうなるの?
おもちゃのミニカーと区別するため、一般的にはマイクロカーとも呼ばれます。
オシャレな4輪型・便利な3輪型などが、路上でも目を引きますよね。
しかし、気になるのはその維持費用です。 特にあなたは、ミニカーの自賠責保険についてお調べになっているのでしょう。
はたしてミニカーの自賠責保険は、どれくらいかかるのでしょうか?
この記事ではミニカーの自賠責保険やその他の経費について、
- ミニカーの自賠責保険料
- ミニカーの自賠責保険はどこで加入すればいいのか
- 格安でミニカーの任意保険に加入する方法
この記事を読めばミニカーの自賠責保険料についてのみならず、その他の経費を格安にする方法もお分かりいただけますよ。 ぜひ最後までご覧ください。
ミニカーは何の自賠責保険に加入すれば良いの?
いくら便利でも、やたら維持費用がかかってしまえば、その魅力は半減してしまいます。
ミニカーとは一体どういう乗り物で、自賠責保険料はいくらかかるのでしょうか。
- ミニカーは自動車なのか、原付なのか
- ミニカーの具体的な自賠責保険料の金額
まずはこれらについて、お伝えしていきます。
ミニカーとは?
それぞれのにおける、ミニカーの定義は以下のようになっています。
- 道路交通法…総排気量20cc超50cc以下または、定格出力0.25kW超0.6kW以下の原動機を有する普通自動車
- 道路運送車両法…自動車でなく原動機付自転車
道路交通法では自動車の扱いとなりますので、運転には普通自動車免許が必要です。
ヘルメットの着用義務はなく、乗車定員は1名のみ。
原付の2段階右折ルールは、ミニカーには適用されません。自動車の一種ですので、制限速度は60km/hです。
ミニカーの自賠責保険は原付と一緒でOK!
この道路運送車両法では、ミニカーは「原付」として扱われます。
つまり自賠責保険は原付と同額となるのです。
ではミニカーの自賠責保険料は、普通自動車や軽自動車とどのくらい違うのでしょうか。それぞれを比較してみました。
車種/保険期間 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
---|---|---|---|
普通自動車 | 15,520円 | 25,830円 | 35,950円 |
軽自動車 | 15,130円 | 25,070円 | 34,820円 |
ミニカー | 7,500円 | 9,950円 | 12,340円 |
※沖縄県と離島を除いた地域での額です。 なんと2~3倍もの金額差があるという驚きの結果に。
そして重量税も車検も車庫証明も、ミニカーには不要。燃費もはるかに良く、自動車から乗り換えればかなりの経費節減になることは必至です。
ミニカーの自賠責保険はコンビニやネットで簡単契約!
原付と同じく、お近くのコンビニに設置してある端末で簡単に加入できます。 端末とは、セブンイレブンならマルチコピー機、ファミリーマートならFamiポート、ローソンならLoppiですね。
端末に車台番号などの必要な情報を入力し、レジで保険料を支払えばもう完了。
その場で自賠責保険証明書とステッカーを受け取ることができます(コンビニでは、自賠責の支払いは現金のみとなっているのでご注意ください)。
さらにミニカーの自賠責保険は、なんと自宅から出ずに加入することだってできます。 今お手元にあるパソコンやスマホから、ネットを通じて契約することが可能なのです。
こちらもコンビニと同じく、必要な情報を入力するだけでOK。ステッカーや自賠責保険証明書は後日郵送されます。
支払いにはクレジットカードが必要な会社が多いようです。
ミニカーは自賠責保険だけでなく任意保険にも加入しよう
車体が小さいため、相手から目視されにくいのも弱点です。
1985年にミニカーが原付免許から普通自動車免許になったのも、多発するミニカーの交通事故がきっかけでした。
ミニカーとはいえ、対人賠償を一定額のみ補償する自賠責保険だけでは不十分です。
ぜひ任意保険にも加入しましょう。
任意保険のファミリーバイク特約でOK!
ファミリーバイク特約とは自動車の任意保険に付帯できる特約で、安いプランなら追加保険料は年間1万円程度です。
任意保険の被保険者またはそのご家族が125cc以下のバイクやミニカーを運転したときに、適用されます。
もし事故を起こせば、本契約に準じた「対人・対物賠償」「自損事故」「人身傷害事故(人身タイプのみ)」が補償されます。
ちなみに他人のバイクやミニカーを運転していても適用となります。
さらにファミリーバイク特約には、以下のような嬉しいメリットもあります。
- 主契約の年齢制限に影響されず、運転者が何歳でも補償される
- 保険を使っても等級が下がらない
- 1家庭で2台以上所有している場合、同じ保険料で何台でも補償できる
ではファミリーバイク特約は、どんな家庭に向いているのでしょうか。
- 任意保険料が高額になりがちな若年運転者がいる
- バイクやミニカー事故を繰り返し起こしやすい人がいる
- 複数のバイクやミニカーを所有している
これらに当てはまる家庭には、うってつけの特約といえるでしょう。
ちなみに別居でも、被保険者の未婚の子はファミリーバイク特約の対象となります。
高すぎるバイク保険に加入していませんか?
バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。
自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。
ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?
実は、バイク保険は少し条件を見直すだけで年間の保険料が1万円近く安くなることがあるのです。
ただ、自分で多くの保険会社で見積もりをして比較するのは大変ですよね。
そんな時は一括比較サービスを利用してみましょう。一括比較サービスであれば、一度の入力で多くの保険会社の見積もりを取ってくれます。
しかも何度利用しても無料です。一度利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事のポイントは、
- ミニカーは道路交通法では自動車として扱われる
- しかし、自賠責保険では原付として扱われ、保険料は格安
- ファミリーバイク特約で任意保険も格安に
以上のことでした。相次ぐ高齢者による自動車事故を受け、いま再びミニカーは注目されています。
小型ゆえ車両感覚がつかみやすく、特に電動モーターのものは素早く停止することが可能です。
高齢の方以外でも、ちょっとしたお出かけにミニカーが便利なことは間違いありません。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されています。ぜひご覧になってください。